畳のメンテナンス

畳のお手入れ

乾拭きを徹底する

乾拭きを徹底する

畳の掃除は基本的には乾拭きです。
日常のお手入れは畳の目に沿ってやさしく、ほうきか掃除機で掃除します。

畳を拭くときは、畳の目に沿って乾いた雑巾で拭いてください。
汚れがひどい場合は、お湯又は水で固く絞った雑巾で、余分な水分は吸収させないようにしましょう。

半年に1度は畳干し

半年に1度は畳干し

畳干しもお手入れとして大切です。
現在ではあまり見られない光景ですが、畳から余計な湿気をとるために半年に1度は畳干しをしましょう。

良く晴れた日に4時間ほど干します。このとき畳表を日光に当てないように畳床を日光に向けます。
※畳は向きと場所がきまっているので入れ間違いに注意してください。

カビとダニの予防と対処

畳と心地よい生活を

基本的に畳の上にはじゅうたん等を敷かないでください。畳の呼吸を妨げ「カビ」「虫」などが発生する原因になります。

カビの発生は、梅雨時期などの湿度の高い日が続いたり、不在が続き十分な換気ができない場合にカビが発生することがあります。
また、畳に生えるカビは毒性ではありませんが、放置しておくとアレルギー疾患の原因になり、ダニの発生の原因になります。

新しいい草は損傷が無く、芯となる海綿状の部分も潰れていないため、湿気を吸収する能力が抜群です。

カビの予防と対処

カビと畳

予防

普段から部屋の換気や掃除をして湿気が多いと感じたら除湿機やエアコンのドライを使用します。
また、空気の通り道を作るように室内に物を置きすぎないようにします。

対処

天気の良い日に窓を開け、風を入れます。除湿機やエアコンのドライでもOKです。
表面のカビが良く乾いたら丁寧に掃除機をかけてください。

ダニの予防と対処

ダニと畳

予防

カビが発生するとカビを好むコナダニが繁殖条件になり増殖しやすくなります。そのため、まずはカビの発生させないことがポイントです。

対処

室内の湿度を約60%以下に保ち、ダニの繁殖を抑えます。
ダニは夜行性のため、部屋を暗くし2時間程おいてから掃除機をかけると効果的です。